
Vivian Campbell - Image: © Jim Wright
ヴィヴィアン・キャンベル(Vivian Campbell)は1992年に
デフ・レパード(Def Leppard)に加入しました。「dopeYEAH talk」の新しいインタビューの中で、デフ・レパードのオーディションを振り返り、
ジョン・サイクス(John Sykes)ではなく自分が選ばれた理由を語っています。
この時のオーディションは、皆さんが想像しているようなものとは違いました。単に音楽を演奏するだけでなく、バンドのメンバーはスタジオの外でキャンベルと多くの時間を過ごしたそうです。
「それはお互いを知り、性格が合うかどうかを確認するためのものだったんだ。彼らは俺がギターを弾けることは知っていたけど、歌えることは知らなかった。言ってきたように、それはボーナスみたいなものだったんだ。
俺たちは一緒に社交的なこともした。サッカーを一緒にやったり、食事に行ったりした。映画も見に行ったよ。IMAXでローリング・ストーンズを見に行ったんだ。30フィートの大きなスクリーンだった。そして翌日にはリハーサルルームに戻って、また同じ曲を演奏した。そんなことが2週間くらい続いたんだ。
それはまるで求愛のようで、お互いの性格を知り、うまくいくかどうかを確かめている感じだった。そして覚えているのは、彼らが部屋に閉じこもって4時間も話し合っていたこと。俺は“一体何を話しているんだ?そんなに時間がかかるなんて”と思っていた。うまくいくか、いかないかの分かれ目だったんだろうね。
実は一緒に(オーディションで)演奏していたギタリストが他にも2人いた。ジョン・サイクスもその一人で、もう一人、ヒューイという人もいた…ごめん、苗字が思い出せない。もう何年も経っているから。バーミンガム出身のイギリス人だった。彼らはそういうメンバーと一緒に演奏していたんだ。
(オーディションは)演奏や歌の腕前が重要ではなかった。ジョン・サイクスは、素晴らしいギタリストであり、素晴らしいシンガーでもあることを俺も知っていたからね。だから、もしギター演奏と歌の腕前だけなら、ジョンが採用されるだろうと思っていた。でも、そうではなかった。うまくいくためには、そのバンドに合う個性が重要だったんだ。言ってるように、31年以上経ったけど、今のところ順調だし、本当に素晴らしいバンドだよ。つまり、デフ・レパードは本当に全然違う。これまで多くのバンドで経験を積んできたけど、デフ・レパードに匹敵するものは何もない。本当に何もないんだ」