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脳性麻痺を患う少年を励ますために「オジー・オズボーンに会いたい」という少年の夢を叶えた英国人女性がいた 彼女は「彼は完璧な、完璧な紳士」と回想

2025/07/24 18:45掲載
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Ozzy Osbourne and Don (c)Sue Williams
Ozzy Osbourne and Don (c)Sue Williams
1983年、脳性麻痺を患う少年を励ますために「オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)に会いたい」という少年の夢を叶えた英国人女性がいました。彼女はその少年の夢を叶えた経緯を英BBC Radio Stokeの新しいインタビューの中で振り返っています。

英スタッフォードシャーに住む個人療法トレーナーのスー・ウィリアムズは、オジーが同じ地域に住んでいた時期に、この対面を実現させました。

きっかけは、担当する少年のドンが「本当に、本当に悲しそうにしている」ことに気づいたことで、ドンと話をしているうちに、彼の夢の一つがオジーに会うことだと知りました。

ウィリアムズによると、彼女はオジーの家の前の所有者と知り合いで、まだ持っていたその住所の電話番号に試しにかけてみたところ、オジーのロードマネージャーにつながったという。

訪問当日、ウィリアムズは、自分とドンがリビングに座っていると、2人が車道を歩いてくるのを見えました。そのうちの1人がオジーでした。ウィリアムズはこう振り返っています。

「彼は本当に素晴らしかった。ドンにプレゼントを渡し、自分のTシャツを脱いで彼に渡して、一緒に写真も撮ってくれました。彼は本当に心から楽しませてくれる人だった」

ウィリアムズによると、オジーは2、3時間滞在し、その間、ドンに薬物には絶対に手を出すなと強く忠告し、紅茶かコーヒーを勧められた際には「スコッチウイスキーはないのか」と尋ねたという。「それでスコッチのボトル1本が空になりました」と彼女は付け加えています。

ウィリアムズは、オジーと過ごした午後を素晴らしい時間だったと語り、オジーを「完璧な、完璧な紳士」と評しました。ウィリアムズはこう続けています。

「ドンは嬉しさのあまり我を忘れていました。信じられないほど感激していました。15年ほど前に街で彼に会った時、すぐに“オジーと過ごしたあの日のこと覚えてる?”と言ってきました。あの日は本当に彼の人生を変える出来事だったのです」