ゴールデン・イヤリングの創設メンバー　ジョージ・クーイマン死去

「Radar Love」や「Twilight Zone」などのヒット曲で知られる、オランダを代表するロック・バンドのひとつ、ゴールデン・イヤリング（Golden Earring）。その創設メンバーで、ギタリスト／ヴォーカリストのジョージ・クーイマン（George Kooymans）が死去。77歳でした。

クーイマンは2021年、筋萎縮性側索硬化症（ALS）と診断されたことを公表していました。

クーイマンは1961年に隣人のベーシスト、リアヌ・ジェリッツェンと共にゴールデン・イアリングを結成。1965年に初アルバム『Just Ear-rings』をリリース、1968年に「Please Go」がオランダで1位を記録、以降、オランダでは多数のヒットを記録する。1974年には「Radar Love」がイギリスで7位、アメリカで13位を記録するヒットとなり、また1983年には「Twilight Zone」がアメリカで10位を記録するなど、50年に及ぶキャリアを通じてオランダで最も成功したロックバンドと活躍した。

ゴールデン・イヤリングは2021年に解散を発表したが、ゴールデン・イヤリングの残るメンバーは、2026年1月30日にロッテルダムでフェアウェルコンサートを行う予定。ゲストミュージシャンを招いたこのイベントの収益は、ALS研究に寄付される。