
Nicko McBrain last show with Iron Maiden / São Paulo 7 Dec 2024
アイアン・メイデン(Iron Maiden)のツアーから引退したドラマーの
ニコ・マクブレイン(Nicko McBrain)。メイデンとの関係について語り、今後ライヴで1、2曲一緒に演奏する可能性や、新しいアルバムに数曲参加する可能性があるいう。またニコは自身が率いるメイデンのカヴァー・バンド、タイタニウム・タルト(Titanium Tart)のライヴを7月17日に米フロリダ州セバスティアンで行いました。ニコにとって、メイデンのツアーから引退してから初めての公演で、メイデンがライヴで一度も演奏したことのない2曲も披露されています。
ニコはSiriusXMのラジオ番組『Trunk Nation With Eddie Trunk』の最近のインタビューの中で、メイデンとの現在の状況と今後の計画について、こう語っています。
「俺はツアーには出ない。レコーディングの計画は俺が知る限りない。何年か前に新しいアルバムを作る可能性について話し合ったことはあるけど、その時は却下された。今はどうだろう。みんなずいぶん年を取ったし、あの馬鹿げたパンデミックで1年半から2年を失った。あれはみんなの精神にも影響を与えたよね」
サイモン・ドーソン(Simon Dawson)にメイデンのドラムの座を譲ったものの、ニコはこう話しています。
「まだ家族の一員だ。ファンクラブの仕事をたくさんやってるし、本の執筆もしている。実は、10年間も書き続けているんだ。そろそろ完成させなきゃね。
(執筆中の回顧録は)21章まで書いた。これは人生の1年ごとに1章なので、マラソン級の書籍になるだろう。プロになったところまでしか書いていない。ゴーストライターと一緒には書いたけど、その部分をどうするかはまだ決めていない。自分で書く方が好きだからね」
ニコは将来、メイデンと共にライヴやレコーディングを一緒にする可能性はあるのかと尋ねられて、こう話しています。ニコは1989年にイギリスから移住し、現在は米フロリダ州ボカ・ラトンに住んでいます。
「彼らがここ(米フロリダ州)に来たら、一緒にライヴをやるかもしれない。ステージに上がって1、2曲やるとか、ただそこにいるだけかもしれない。新しいアルバムが計画されているなら、何曲かで参加する可能性もある。まあ、どうなるかわからないけどね。ライヴには出てないけど、俺たちはみんなまだ家族なんだ」
ニコは自身が率いるメイデンのカヴァー・バンド、タイタニウム・タルトのライヴを7月17日に米フロリダ州セバスティアンで行いました。全10曲はすべてメイデン楽曲で、メイデンがライヴであまり演奏していない曲や、メイデン(およびメイデンのメンバー)がライヴで一度も演奏したことのない2曲「The Parchment」と「Darkest Hour」が初披露されています。ファン撮影の映像あり