
Metallica (Image credit: Ross Halfin)
フェスティバル開催の2日前にメインステージで大規模な火災が発生し、壊滅的な被害を受けた、ベルギーのエレクトロニック・ミュージック・フェスティバル『トゥモローランド』。開催中止を救ったのは
メタリカ(Metallica)でした。メタリカは急きょ、彼らのステージを同フェスに提供。フェスは予定通りに開幕することができました。
『トゥモローランド』は毎年7月の最終週末の計6日間にベルギーで開催される世界最大規模のEDMイベント。今年は7月18日から27日まで開催され、スティーヴ・アオキ、スウェーディッシュ・ハウス・マフィア、Deadmau5、デヴィッド・ゲッタなどが出演予定。40万人を動員する予定です。
火事の発生は現地時間の7月16日。この火災でメインステージが壊滅的な被害を受けました。負傷者はいませんでした。
アントワープの新聞The Latest NewsやHLN Newsによると、メタリカのステージはオーストリアに保管されていましたが、急遽ベルギーに空輸されました。巨大なスクリーン壁を含むステージ設備は夜間にヘリコプターでフェスティバル会場に運ばれ、トゥモローランドは予定通り18日午後2時に開幕しました。
18日に『トゥモローランド』でパフォーマンスを行ったDJのマーティン・ギャリックスは、メタリカの
ラーズ・ウルリッヒ(Lars Ulrich)との2ショット写真をSNSに投稿し、「これを書いていることが信じられない...トゥモローランドでの僕のセットは予定通り開催される! 奇跡を起こしてくれた素晴らしいトゥモローランドチームと、そして新しいステージパーツを提供してくれたメタリカに、心からの愛と感謝を贈ります」とコメントしています。