
Connie Francis / Vacation
「可愛いベイビー」「ヴァケイション」「カラーに口紅」などのヒットで知られるシンガーの
コニー・フランシス(Connie Francis)が死去。彼女が所属したConcetta Recordsの社長であるロン・ロバーツがSNSで発表。87歳でした。
以下、ロン・ロバーツの声明より。
「私の親愛なる友人であるコニー・フランシスが昨夜に亡くなったことを、心から悲しみを抱き、深い悲しみと共にご報告いたします。コニーは、この悲しいニュースを、ファンの方々に最初に知ってもらいたいと望んでいたと思います。詳細については、後日お知らせいたします」
今月初め、コニーは、原因不明の「激しい痛み」を訴え、フロリダ州の病院に入院して検査を受けていました。
最近、「可愛いベイビー(Pretty Little Baby)」がTikTokで話題となり、コニーは近チャートで再ブレイクを果たしていました。
コニー・フランシスは1936年米ニュージャージー州生まれ。本名はコンチェッタ・ローサ・マリア=フランコネロ。11歳の頃からショーに出演し、1955年に歌手デビューしたが、しばらくヒット曲はなかった。1958年に「Who's Sorry Now?」が大ヒットしてからはヒット曲を連発し、1950年代から1960年代初頭にかけて最も人気のある歌手の一人となった。
1960年、彼女はシングル「Everybody's Somebody's Fool」でビルボード・ホット100チャートで首位を獲得した最初の女性ソロアーティストとなり、同年後半にリリースされた「My Heart Has a Mind of It's Own」もチャート首位に輝いた。
彼女はラテン、カントリー、映画音楽、スタンダードなどの多彩なレパートリーと、独・伊・日・スペイン語など英語以外でも歌い国際的な人気を集めた。世界中で2億枚以上のレコードを売ったと言われている。世界各国でヒット曲がカヴァーされ、日本では弘田三枝子や中尾ミエなどのカヴァーがヒットした。