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アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン ソロアルバム『Balls To Picasso』を再構築 リワーク版から「Cyclops」の新Ver公開

2025/07/16 22:13掲載
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Bruce Dickinson / More Balls to Picasso
Bruce Dickinson / More Balls to Picasso
アイアン・メイデン(Iron Maiden)ブルース・ディッキンソン(Bruce Dickinson)は、1994年にリリースした2ndソロ・アルバム『Balls To Picasso』を再構築。「曲は同じだが、雰囲気はまったく別物」だという、新しいアレンジを施したリワーク&再創造ヴァージョン『More Balls to Picasso』を海外で7月25日に発売します。

このアルバムから新たに「Cyclops (2025 Reimagined Version)」が先行公開されています。



ディッキンソンはインスタグラムでオリジナルを聴いたファンに向けてこう語っています。

「曲は同じだが、雰囲気はまったく別物だと気付くだろう。現代のテクノロジーのおかげで、全てがより鮮明でエレクトリックなサウンドになっただけでなく、俺たちはこのアルバムを根本から再構築した。オリジナルにはなかった要素を追加している。何も取り除いていないのでギターソロはそのままだが、現代的な重厚なリズムギターをたくさん追加した。すべてが1994年にあるべきだったように、よりパワフルなサウンドになっている。このアルバムがどれだけ愛しているか、言葉では言い表せないよ」

またディッキンソンはプレスリリースの中で、次のように説明しています。

「俺の全作品をドルビーアトモスにミキシングしている時、このアルバムを再訪し、再創造したいという強い欲求に駆られた。『Balls...』にさらに力を注ぐことは、愛を込めた作業だったよ。

もちろん、俺たちはギターを強化した - “スウェーデンのシュレッダー”Philip Naslundのおかげだ - そして“Tears... [of the Dragon]”にはAdassi Addasiによる本当に美しいアレンジを加えた。ブラジル人作曲家Antonio Teoliは素晴らしいオーケストラアレンジを加えてくれ、また独特な貢献として“Gods Of War”の冒頭にアマゾンの先住民楽器(彼がそこに住んでいた時に自身で録音したもの!)を追加してくれた。

“Shoot All The Clowns”にはバークリー音楽大学のホーンセクションが参加し、アルバム全体はBrendan Duffey(『The Mandrake Project』に参加)のミックスにより仕上げられ、アルバムのオリジナル・クリエイターであるシャイ・ベイビーからのアドバイスも受けている」

『More Balls to Picasso』には未発表のスタジオライヴ音源2曲も収録されます。

以下は以前に公開された音源

「Gods of War (2025 Reimagined Version)」
■『More Balls to Picasso』

01. Cyclops
02. Hell No
03. Gods of War
04. 1000 Points of Light
05. Laughing in the Hiding Bush
06. Change of Heart
07. Shoot All the Clowns
08. Fire
09. Sacred Cowboys
10. Tears of the Dragon
11. Gods of War (Live in the Studio) *
12. Shoot All the Clowns (Live in the Studio) *
* = Previously unreleased