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ブラック・サバス最終公演は最も多くの資金を調達した史上最高額のチャリティーコンサートだった 約300億円を集める 米誌報道

2025/07/16 09:13掲載
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Black Sabbath - Back To The Beginning -
Black Sabbath - Back To The Beginning -
ブラック・サバス(Black Sabbath)の最後のコンサート『Back To The Beginning』は、最も多くの資金を調達した史上最高額のチャリティーコンサートだったと、米ビルボード誌が報じています。

この公演の音楽監督を務めたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ(Tom Morello)は先日、SNSで「1億9000万ドル(約280億円)以上が子供たちのための施設と病院に寄付される」と報告しました。これには、4万人のチケット販売と、580万人のオンライン・チケット販売が含まれています。

寄付金は、パーキンソン病の治療法につながる研究への資金提供と推進に尽力している英国の慈善団体キュア・パーキンソンズ、バーミンガム小児病院、エイコーン小児ホスピスに分配されます。

各慈善団体/病院は、ブラック・サバスから寄贈された象徴的なアート作品やバンド写真をオークションにかけたり、コンサートに集まったファンからの個人寄付を通じて、追加で数万ポンドの寄付金を集めることができたと述べています。

これにより総額は2億ドル(約300億円)を超えました。米ビルボードは、過去の記事を分析した結果、『Back To The Beginning』は、最も多くの資金を調達した史上最高額のチャリティーコンサートであると報告しています。

米ビルボード誌によると、ロサンゼルス山火事の被災者のために2025年に開催された『FireAid』では1億ドル以上を集めました。また、1985年に開催された『ライヴエイド』では約1億ドルの寄付金を集め、シングル「Do They Know It's Christmas?」によって1,000万ドル、「We Are The World」によって6,000万ドルが追加で集まりました。