
The Doobie Brothers 50th Anniversary Tour
ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)に
マイケル・マクドナルド(Michael McDonald)が復帰して50周年記念ツアーを開始してから約4年。45年ぶりに一緒に録音したスタジオ・アルバム『Walk This Road』もリリースしましたが、マクドナルドはこのまま永続的な復帰となるのでしょうか? マクドナルドは米Ultimate Classic Rockの新しいインタビューの中で、復帰についてと、将来について語っています。
「離れていた間、ずっとドゥービー・ブラザーズの一員でいられないことを寂しく思っていた。
ソロ・アーティストとして、いくつかの曲がラジオで流れたり、自分のバンドで世界中をツアーできたりする幸運に恵まれた。世界中で公演をした。その毎分毎秒や仲間たちとの演奏を楽しんでいなかったわけではない。ソロ・バンドも素晴らしいミュージシャンたちに恵まれていた。でも、ドゥービー・ブラザーズの一員でいることを恋しく思わなかったわけではない。ずっと、そう思っていたから。
パトリック・シモンズやトム・ジョンストンの曲を演奏するのは、自分の曲と同じかそれ以上に楽しい。今でもそうだよ。“Long Train Runnin'”とか、“Black Water”とか、僕たちがやってきた様々な曲を演奏できなかったのが寂しかった。僕たちは、バンドとして非常に多彩なレパートリーを持っていると思う。それはある意味、僕たちにしかできない観客への贈り物だと思っているんだ」
マクドナルドは、このまま永続的な復帰となるのでしょうか? マクドナルドはこう語っています。
「次に何が来ても、それを拒むのは難しい。2026年のツアーの話も出ているけど、僕の唯一の疑問は“僕はまだ生きているだろうか?”ということだ。願わくばそうあってほしい。僕たちにとって、お金を貰ってやっていることは、バスに乗って寝て、道を揺られながら移動し、(ホテル チェーンの)ハンプトン・インのまずい朝食を食べること。ステージでやっていることは、無料でもやりたいことなんだ。それが僕たちの生きがいで、このライフスタイルを送る理由なんだ。観客と1時間半のステージを共有する、そのためだ。キャリアのこの時点で、50年も通い続けてくれている人たちもいる。これ以上に素晴らしいことはない。30年前にはもう飽きていたはずの曲も、ステージ上で観客の前で演奏するその瞬間、その夜の観客と共有するその瞬間は、まるでその曲を初めて演奏した時のようなんだよ。決して飽きることはないから、感謝しているよ」