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ジョー・ボナマッサ 30年前にマウンテンのレスリー・ウェストから受けたアドバイスをようやく理解して実践していると語る

2025/07/15 18:00掲載
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Leslie West
Leslie West
ジョー・ボナマッサ(Joe Bonamassa)はPremier Guitarの新しいインタビューの中で、30年前にマウンテン(Mountain)レスリー・ウェスト(Leslie West)から受けたアドバイスがようやく理解できたと語り、それがギターソロにおける悟りのような瞬間につながったと明かしています。

ボナマッサは、まだ若く経験の浅いプレイヤーだった頃にウェストと出会ったことを振り返っています。ボナマッサの演奏はウェストを魅了しましたが、ウェストはいくつかの知恵の言葉をボナマッサに残したそうです。

「30年前、彼のアドバイスは“半分にしろ”というものだった。

僕がニューヨーク州イサカにあるスタジオで(プロデューサーの)トム・ダウドと初めてのソロ・アルバムの制作に取り組んでいた時、彼が訪ねてきた。

プリプロダクションの段階で、彼にはゲストとして1曲参加してもらったんだけど、彼はあの独特の声でこう言ったんだよ。“ジョー、もし君が半分にしたら、お前は俺のお気に入りのギタリストになれるぞ”。僕が“音数を半分にしろってことですか?”と尋ねると、彼は“そうだ。今やってることを続けつつ、半分にしろ”と言っていた」

ボナマッサは最近、そのアドバイスがようやく理解できたと語り、彼の言葉を実践しているという。

「自分の演奏に変化を感じる。特にツアーで大きな会場で演奏するときは、“半分にしろ”を実践している。その成果は表れている。時折、自分が突破しようとすら思っていなかった、あるいは存在すら知らなかった境地に達することがあるんだ」