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ボン・ジョヴィ「Runaway」のギタリスト、ボン・ジョヴィのメンバーになれなかったのは「バンドに入れるようなルックスではなかったから」と回想

2025/07/15 17:34掲載
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Tim Pierce (Image credit: Getty Images)
Tim Pierce (Image credit: Getty Images)
ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)のデビューシングル「Runaway」ではセッション・ミュージシャンのティム・ピアースがギターを演奏しています。このシングルがヒットし、ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)は本格的なバンドを結成することになりましたが、ギタリストはピアースではありませんでした。なぜか? ピアースは米Guitar Worldの新しいインタビューの中で、当時を振り返っています。

「(ボン・ジョヴィの仕事は)偶然の産物だったんだ。当時23歳でニューヨークでレコーディングをしていた。ジョン・ボン・ジョヴィはパワー・ステーション(スタジオ)の上の階に住んでいて、(スタジオを経営していた)叔父のトニー・ボンジョヴィのもとで清掃員兼アシスタントとして働いていた。

彼らはマスターデモを制作し、僕は“Runaway”のすべてのギターを担当することになった。即興のギターソロもね。ジョンはレコードの裏面で僕をクレジットしてくれた。これは彼にとって初のトップ40ヒットで、僕はフル・クレジットを得た。素晴らしいことだよ」

ジョン・ボン・ジョヴィがツアーに出ることを決めた時、ピアースはギタリストとして当然の候補でした。しかし、いくつかの要因が彼に不利に働いたという。

「いくつか問題があった。僕はバンドに入れるようなルックスではなかった。忘れているかもしれないけど、当時はロックバンドに入るにはルックスが重要だったんだ」

ボン・ジョヴィは、デイヴ・セイボが短期間リードギターを担当した後、リッチー・サンボラがその役割を引き受けました。ピアースはこの選択について、こう話しています。

「リッチーは完璧な選択だった。彼の演奏、ルックス、歌声は素晴らしい。彼らは史上最高の曲のいくつかを書いた。ジョンは(僕に)尋ねなかったし、おそらく僕には別の仕事があって、僕がロックスターのように見えなかったことが関係していたんだろうね」