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ロブ・ハルフォード 90年代のジューダス・プリースト脱退を回想 「辞めたんじゃない!リードシンガー病だったんだ!」

2025/07/11 14:18掲載
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Rob Halford HISS T-shirt
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ジューダス・プリースト(Judas Priest)ロブ・ハルフォード(Rob Halford)は、1990年代にプリーストを一旦脱退しましたが、英Metal Hammerの新しいインタビューの中で、「辞めたんじゃない! LSD(リードシンガー病)だったんだ!」と主張しています。当時の脱退について振り返っています。

ハルフォードは、自身のソロ・プロジェクトを巡ってバンド内で意見が対立し、最終的にはプリーストを脱退しますが、彼の脱退は、サイド・ワークとして他の音楽プロジェクトを始動させるため、プリーストとの契約に盛り込まれた複雑な条項を有効にする必要が生じた結果の予期せぬ副産物でした。

「俺は辞めたんじゃない!これはLSD、つまり、リードシンガー病(Lead Singer’s Disease)だったんだ! 俺たちは最高の状態で楽しくやっていた。『Painkiller』は俺たちにとって最も成功したツアーの一つだった。でも、ツアーが終わる頃にはみんなとても疲れていて、休憩を取ることで合意したんだ。だから、俺は”よし、みんな、ちょっと離れて自分のプロジェクトをやるよ”と言ったんだよ」

ハルフォードは、バンドを脱退するつもりはありませんでしたが、当時、他のプロジェクトを始めるためにはプリーストのレコード会社に「脱退メンバー」として法的通知を提出する必要があったと、彼は付け加えています。

「それは契約書の条項の一つに過ぎなかったんだよ。でも大騒ぎになった。“辞めるってどういうことだ?!”“辞めてないよ!”と。まったく収拾がつかなくなった。あれはみんなが疲れ切っていたことの波及効果だったと思う。ただ“1年後に会おう”と言って立ち去るべきだったかもしれない」