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オジー・オズボーン 新しい回顧録発売、サバス最終公演についての想いや近年直面している深刻な健康問題についても語る

2025/07/11 11:16掲載
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Ozzy Osbourne / Last Rites
Ozzy Osbourne / Last Rites
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)は新しい回顧録『Last Rites』を海外で10月7日発売。出版元はGrand Central Publishing。

この本では、ブラック・サバス(Black Sabbath)の最終公演についてのオジーの想いや、近年直面している深刻な健康問題について振り返り、また人生の様々なエピソードを綴っています。

回顧録のプロモーションでは、この本のことを「オズボーンの地獄への転落を描いた、衝撃的で皮肉に満ちた、これまで語られることのなかった物語」と表現しています。この表現は、活発な音楽活動を続けることを妨げた身体的な病気を指しています。プロモーション文は、こう続いています。

「69歳の時、オジー・オズボーンは誇らしげなフェアウェルツアーを開催し、世界中のアリーナを満員にさせ、絶賛されていた。しかし、突然の悲劇が訪れる。わずか数週間のうちに、指の感染症で入院したかと思えば、首から下がほぼ完全に麻痺する状態に直面し、ツアーを中止せざるを得なくなった。そして公の場からも姿を消すことになった」

プレスリリースによると、この本はさらに時代を遡り、オジーは「妻シャロンとの波乱に満ちた結婚生活、スラッシュ、ボン・スコット、ジョン・ボーナム、キース・ムーンといった仲間の悪党たちとの出会い、モーターヘッドのレミー・キルミスターと過ごした最後の瞬間」についても振り返るという。

さらに、この回顧録はまだ最終執筆段階にあるようで、先日行われたブラック・サバスの最後のコンサート『Back to the Beginning』についてのオジーの想いも含まれます。

オジーは、この回顧録でこう書いています。

「“もし今知っていることを全て持った上で、全てをやり直せるとしたら、何かを変えるか?”と聞かれるが、俺は“いや、絶対にない”と答える。もしクリーンでシラフだったら、俺はオジーじゃなかっただろう。もし普通にまともなことをしてたら、オジーじゃなかっただろう… もし明日終わったとしても文句はない。世界中を回り、多くのものを見てきた。良いことも悪いこともした。でも今は、どこにも行くつもりはない」