
Ozzy Osbourne with paintings he made with rescued chimpanzees. Photograph: Kamil Szkopik
ブラック・サバスの最後のコンサートを終えたばかりの
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)が新たなプロジェクトとして、チンパンジーと絵を描くビジュアル・アート・コラボレーションを発表しました。
オジーは熱心なアマチュア画家でもあり、最新作では5枚のキャンバスに多色の下塗りを施し、その後、チンパンジーたちが自分たちのタッチを加えて作品を完成させました。作品はそれぞれ、オジーの象徴的な楽曲やアルバムにちなんで名付けられています。
オジーとコラボレーションしたのは、動物実験施設や、管理の行き届いていない動物園、野生生物の密売業者から救出されたチンパンジーのためのフロリダの保護施設「Save the Chimps」のチンパンジーたちで、完成したアート作品は、この施設の資金調達のためオークションで販売されています。
オジーは、このプロジェクトについて「絵を描くのは心の平安を得られるからで、普段は売らない。しかし今回のコラボレーションは例外で、Save the Chimpsの資金調達のため販売することにした」と話しています。
妻でマネージャーのシャロン・オズボーンは「チンパンジーは動物界で私たちに最も近い親戚です。オジーが彼らを守るために協力していることを本当に誇りに思います。これらの絵画は、保護施設に必要な資金を集めるだけでなく、一般の人々への認知度向上にも役立ちます」と付け加えています。
オジーとチンパンジーによるコラボレーション絵画のオークションは現在開催中で、各作品の入札は1,000ポンドから。オークションは7月17日に終了します。
■オークション・ページ
https://bid.omegaauctions.co.uk/auction/details/-ozzy-osbourne---timed-online-sale-of-original-works-of-art-on-behalf-of-save-the-chimps/?au=220