
Oasis Credit: Simon Emmett
英タブロイド紙デイリー・ミラーによると、
オアシス(Oasis)の再結成ツアーのバックステージには大量の紙ストローが用意されているという。リアム&ノエル・ギャラガーが最高のヴォーカルを維持するために各公演前にストローを使って声帯のウォーミングアップをしているためだという。
2人は過去に声の問題に悩まされてきたこともあり、バックステージに大量の紙ストローを常備し、各公演前に声帯のウォーミングアップのために吹いているという。
ある関係者は同紙に次のように語っています。
「ノエルとリアムは、大規模なソールドアウト公演で最高の声で歌うために、あらゆる手段を尽くしています。リアムが過去に声の問題を抱えていたことはよく知られており、ストローを使った発声法が声帯を温めるのに非常に効果的だと気付きました。
ノエルは2019年にU2のツアーをサポートした際に声の問題を経験して以来、長年この方法を支持してきました。これは彼の歌い方にも大きな変化をもたらしました。兄弟のためにバックステージには、たくさんの紙ストローが用意されていますが、カクテルを飲むためではありません」
ノエルは2022年の『The Matt Morgan Podcast』のインタビューの中で、ストローを使って声帯のウォーミングアップをするようになった経緯を語っていました。ノエルはU2のツアーのオーストラリア公演中に、声に問題が生じたため、メルボルンで声の専門家に診てもらいました。
「“ステージに出る前にウォームアップはしますか?”と尋ねられたから“少しはするけど、大声で歌うのはあまり好きじゃない”と答えた。手短に言うと、彼は普通の紙ストローを渡してこう言った。“ステージに上がる30分前、自分の部屋で音楽をかけて、このストローを口にくわえ、流れてくる曲に合わせてハミングするだけで、声帯が温まりますよ”。俺は“本当に?”と聞くと“試してみてください、人生変わるから”と言われた。試してみたら、本当に素晴らしい小さなトリックだった。
最初は疑っていたけど、本当に効果がある。以前は数曲歌わないと調子が上がらなかったけど、今は最初からすぐに声が出るようになった。今ではどこに行くにも持ち歩いて、紙のストローが入った小さな容器を持ってる。オフィスの女の子たちが“またタバコ吸ってるの? 楽屋でタバコを持ち歩いているのを見た人がいたわよ”と言われたけど、“いや、ただのウォームアップ用のストローだよ”と答えたよ。
医師には“終わった後も30分ほど続けて、クールダウンした方がいい”とも言われた。バスに乗って帰る30分間、スマホでメッセージを確認しながら小さなメロディを口ずさめば完璧だ」