「『Speak of the Devil』ツアーの途中で加入した。セットリストの半分はブラック・サバスで、半分はランディとやっていた曲だったので、できるだけ近づけようとした。サバスの曲に関しては、現代風にアレンジしたり、自分らしさを少し加えようとした。誰もがオリジナルを知っているクラシック・ロックなので、多少遊びを加えても大丈夫だろうと思い、サバスの曲を演奏する時は少し自由にやった。ランディの曲は比較的最近のものだったので、できるだけ忠実に再現しようとしたよ」
Q:当時のオジーは、噂通りワイルドだったのでしょうか?
「オジーに関するエピソードで一番好きなのは、あのツアーでのこと。
“War Pigs”を演奏し始めた時、最初のヴァース(冒頭部分)で、オジーがこっちを見て口パクで“歌詞は何だっけ?”って聞いてきた。僕は歌詞を知ってたけど、まさかそんなこと聞かれるとは思ってなかったから戸惑った。間違った歌詞を言いたくなかったから“わかんない…”って答えたら、彼は(童謡の)“ゆかいな牧場(原題:Old MacDonald Had a Farm/マクドナルド爺さんの牧場)”の歌詞を歌い始めたんだ(笑)」
Q:どうなったんですか?
「完璧にうまくいったよ!(笑)本当に天才。
♪Old MacDonald haaaad a faaarm, he had some pigs with an oink oink here, and an oink oink therrrrrre(マクドナルド爺さんは牧場を持っている、彼の牧場には豚がいて、こっちでもブーブー、あっちでもブーブー)~みたいな感じだった。
【※オリジナルの歌詞は♪Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O.And on his farm he had a cow, E-I-E-I-O.With a moo-moo here and a moo-moo there(マクドナルド爺さんは牧場を持っている、イーアイ イーアイオー。彼の牧場には牛がいる、イーアイ イーアイオー。こっちでモーモー あっちでモーモー)~】