映画は、フランス生まれの映画監督アレックス・ラナリヴェロ(『American Wrestler: The Wizard』ほか)が監督を務め、ESX Entertainment が FOX Entertainment Studios とワーナー・ホーム・エンターテイメントの共同で製作を担当しています。
映画『Wind Of Change』はスコーピオンズの驚くべき軌跡を描いた音楽伝記映画で、音楽への情熱で結ばれたバンドが、パワフルなサウンドと深い意味を持つ歌詞で世界に変化を起こそうとした物語を描いています。
映画の中心には、彼らの代表曲のひとつ「Wind Of Change」があります。この曲は1989年にモスクワを訪問した際の印象をクラウス・マイネが綴ったところから生まれたもので、当時のソ連のグラスノスチを祝う歌詞となっています。1989年11月にベルリンの壁が崩壊すると、「Wind of Change」は彼らの母国では東西ドイツ統合を象徴する楽曲として人々に愛され、変革や平和を象徴するアンセムのような存在になりました。このシングルは全世界で1,400万枚を売り上げています。