
Black Sabbath - Back To The Beginning
ブラック・サバス(Black Sabbath)のオリジナル・ラインナップが再結集するオリジナル・メンバーによる最後のコンサート『Back To The Beginning』。音楽監督を務めるレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの
トム・モレロ(Tom Morello)はセットリストやゲストの詳細を秘密にしていますが、英Metal Hammerの新しいインタビューの中で、当日はサプライズは確実だと明かし、そしてファンは最初から席に着いておくべきだとアドバイスしています。
「一つだけ言えるのは、幸運にもこの公演に行ける人は遅れてはいけない。これはバンドが順番に演奏するような公演ではない。5時に現れても遅いんだ。信じられないようなサプライズゲストがいる。俺を信じてくれ! 遅刻しないでくれ」
モレロはまた、今回の公演が歴史的なものであると同時に、異例なほど親密なものになるだろうと指摘しています。彼はこの公演を、1992年に行われたフレディ・マーキュリー・トリビュート・コンサートや、2022年3月に亡くなったフー・ファイターズのテイラー・ホーキンスを追悼した公演のようなものだと例えています。しかし、今回は、称えられる本人たちが存命でその場に立ち会える点が大きいと指摘しています。
「そうなんだよ。彼ら(フレディら)は生きてそこにいて演奏を楽しむことはできなかった。でも、ブラック・サバスはそこにいる。彼らの地元で、メタル界の超大物アーティストたちが敬意を表して集まってトリビュートするなんて、本当に特別なことだよ」
またモレロは、サバスのサウンドは、メタルだけでなく、その後続く様々なジャンルやアーティストの道を開いたとも語っています。
「彼らのDNAはメタルだけじゃなく、あらゆるところにある、(パブリック・エネミーの)チャック・Dとも彼らについて話したし、Run-D.M.Cの連中とも話した。ヒップホップの創始者たちはブラック・サバスやオジー・オズボーンの影響を受けていた。EDMの世界も同じだ。彼らがいなければ、文字通り何もかもが違っていただろう」
『Back To The Beginning』は、世界中のファンが自宅で視聴できるライヴ・ストリーミング配信も決定しています。有料配信で、日本からは4,300円です。生中継で全編を視聴できるライヴ・ストリーミングにアクセスでき、さらに48時間限定でコンサートの全編を再視聴できるオンデマンド視聴へのアクセスも得られます。配信は日本時間7月5日(土)23時から開始されます。
■ライヴ・ストリーミング・チケットサイトBacktotheBeginning.com
https://backtothebeginning.com/