ハロウィンのアンディ・デリス、自身が加入する前のアルバム『Chameleon』について語る

ハロウィン（Helloween）のアンディ・デリス（Andi Deris）は、自身が加入する前のアルバム『Chameleon』（1993年）について、どう思っているのか？　カナダの『The Metal Voice』の最近のインタビューの中で、『Chameleon』について尋ねられた際、こう話しています。

「ギタリストのマイケル・ヴァイカートが『Chameleon』を聴かせてくれた。俺は南ドイツに戻ってそれを聴き、その翌日に彼から電話がかかってきた。“どう思う？気に入った？”と聞かれたので、俺は“ボン・ジョヴィには最高のアルバムだと思うよ”と答えたら、彼は電話を切って1週間連絡をくれなかった（笑）。俺はボン・ジョヴィのファンだよ。ボン・ジョヴィの曲もたくさん好きだ。別に悪く言ったつもりはなかったんだ。音楽は素晴らしい。『Chameleon』は好きだけど、ハロウィンじゃない。みんなに言ったよ、もしボン・ジョヴィがこのアルバムを録音していたら、間違いなくナンバーワン・アルバムになっていただろうって。でもハロウィンのアルバムを待っていたファンはショックを受けたと思う。もうハロウィンとは何の関係もないような内容だったからね。『Pink Bubbles Go Ape』ですらハロウィンっぽい要素があったのに、『Chameleon』ではそれが完全になくなっていた。マイケル（キスク）の素晴らしいヴォーカルがなければ、これがハロウィンのアルバムだとは気づかなかっただろうね。それが俺の率直な意見だ」