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高橋幸宏によるポップ・ミュージック・ガイド『僕の私的音楽史: 心に訊く音楽、心に効く音楽』が文庫化

2025/06/28 19:39掲載(Last Update:2025/08/06 08:56)
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僕の私的音楽史: 心に訊く音楽、心に効く音楽 (河出文庫)
僕の私的音楽史: 心に訊く音楽、心に効く音楽 (河出文庫)
2012年に出版された、高橋幸宏の著書『僕の私的音楽史: 心に訊く音楽、心に効く音楽』が文庫化。河出書房新社から8月6日発売。

2012年8月にPHP研究所から出版された『僕の私的音楽史: 心に訊く音楽、心に効く音楽』は、高橋幸宏が自身の音楽人生と出会った名曲たちを紹介するポップ・ミュージック・ガイド。“さびしい曲”の魅力から、YMO創作秘話まで。音楽の醍醐味を語っています。
■『僕の私的音楽史: 心に訊く音楽、心に効く音楽 (河出文庫)』
高橋 幸宏 (著)

音楽で得られた感動は永遠のもの。
世界的音楽家によるポップ・ミュージック・ガイド
* * *
音楽もファッションも衝撃的だったビートルズ、映画音楽の天才バカラック、声を聴いているだけで悲しくなるニール・ヤング……。さらにYMO「ライディーン」製作エピソード、初ソロ・アルバム『サラヴァ!』の影響源など、自身の来歴と音楽活動と重ねながら語り尽くす、珠玉のポップ・ミュージック・ガイド。

■天辰保文による9000字の書き下ろしを増補
「この本を作るにあたって、大きな力を貸してくれた、古くからの友人であり、尊敬する音楽評論家である天辰保文さん。彼と長時間じっくり話ができたことは、望外の喜びでした」(高橋幸宏による「まえがき」より)――高橋の聞き手となって本書を構成した音楽評論家の天辰保文による文庫版書き下ろしを増補しました。新書版が刊行された2012年から2023年までの高橋幸宏の音楽活動を、身近な距離感で併走した天辰の視点から紹介します。

■鈴木慶一による解説を増補
同世代の友人で、ビートニクスで高橋幸宏と音楽活動をともにした音楽家・鈴木慶一が文庫解説を担当。幼年期の無国籍な音楽体験、ビートルズと映画音楽、どこかに必ずポップが宿る感性、相手の音楽性を引き出す力、ボーカリストとしての魅力など、高橋幸宏の音楽家としての魅力に迫ります。