モーターヘッド　黄金トリオ初レコーディング音源が49年の年月を経て発掘　アルバム全曲公開

モーターヘッド（Motörhead）結成から1年後の1976年、レミー・キルミスター（Lemmy Kilmister）、"ファスト" エディ・クラーク（"Fast" Eddie Clarke）、フィル・"フィルシー・アニマル"・テイラー（Phil "Philthy Animal" Taylor）というクラシック・ラインナップの“スリー・アミーゴス”時代がスタートします。この黄金トリオが初めて一緒にレコーディングを行った歴史的な音源が、49年の年月を経て発掘されました。当時の生々しい姿のまま修復され、アルバム『The Manticore Tapes』としてリリース。ストリーミング配信開始。YouTubeほかで聴けます。







このアルバムは海外で6月27日発売。

この失われたアルバムのニュースは、モーターヘッド・デイ（5月8日、バンドの代表曲「Ace of Spades」にちなんで名付けられた日）に発表されました。

1976年8月、バンドは、ロンドン西部のフラムにあるエマーソン、レイク＆パーマーの伝説的なマンティコア・スタジオにて新ラインナップのリハーサルを行い、マンティコアに拠点を置いて本格的に始動しました。彼らはそこで初めて一緒にレコーディングを行いましたが、この音源のテープはその後、所在不明に。長い間失われたと思われていましたが、49年の年月を経て発掘されました。今回、埃を払い、当時の生々しい姿のまま修復され、モーターヘッドの50周年を記念してリリースされます。

オリジナルの録音はロン・ファウカスによって行われ、老朽化したテープは、カリフォルニアのメイプル・スタジオで長年モーターヘッドと協力してきたキャメロン・ウェブが修復を担当し、ロサンゼルスのボルスキン・ハウスでアンドリュー・アレケルがマスタリングを手がけ、蘇りました。

アルバムには全11曲を収録。デラックス・エクスパンデッド・ブックパック（アナログ盤3枚組）には、ライヴ・アルバム『Live: Blitzkreig on Birmingham ’77』と7インチシングル（2曲のライヴ・パフォーマンス収録）が追加されます。

以下は以前に公開された映像

「Leavin’ Here」のミュージックビデオ

■『The Manticore Tapes』

1. Intro (Instrumental)
2. Leavin' Here
3. Vibrator
4. Help Keep Us on the Road
5. The Watcher
6. Motörhead
7. Witch Doctor (Instrumental)
8. Iron Horse / Born to Lose (Instrumental)
9. Leavin' Here (Alternate Take)
10. Vibrator (Alternate Take)
11. The Watcher (Alternate Take)

■『The Manticore Tapes Deluxe Edition』

LP1
01. Intro (Instrumental)
02. Leavin’ Here
03. Vibrator
04. Help Keep Us on the Road
05. The Watcher
06. Motörhead
07. Witch Doctor (Instrumental)
08. Iron Horse / Born to Lose (Instrumental)
09. Leavin’ Here (Alternate Take)
10. Vibrator (Alternate Take)
11. The Watcher (Alternate Take)

LP2 Live: Blitzkreig on Birmingham ’77
01. Motörhead
02. Vibrator
03. Keep Us On The Road
04. The Watcher
05. Iron Horse
06. Leavin’ Here
07. On Parole
08. I’m Your Witch Doctor
09. Train Kept a-Rollin’
10. City Kids
11. White Line Fever

7″ Live at Barbarella’s Birmingham ’77
01. Motörhead
02. Keep Us On The Road