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ホワイトスネイク「Here I Go Again '87」のMV ルディ・サーゾはなぜベースを舐めたのか? 経緯語る

2025/06/26 19:27掲載
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Rudy Sarzo in the video for Whitesnake's Here I Go Again ’87 (Image credit: Youtube/Whitesnake)
Rudy Sarzo in the video for Whitesnake's Here I Go Again ’87 (Image credit: Youtube/Whitesnake)
ホワイトスネイク(Whitesnake)「Here I Go Again '87」のミュージックビデオには、クローズアップされたベーシストのルディ・サーゾ(Rudy Sarzo)が「ベースを舐める」という特徴的なシーンがあります。サーゾはMusicRadarの最近のインタビューの中で、その経緯を振り返っています。

「“Here I Go Again”と“Is This Love”のビデオは連続して撮影されたんだ。(監督した)マーティ(コールナー)は撮影の最後によくクローズアップを撮っていたんだけど、バンドは5人いるので、俺の番が回ってくる頃にはもう遅い時間になっていた。午前2時で、翌朝9時にはメイクと衣装のために戻らなければならなかった。

で、午前2時、俺は自分のクローズアップを撮っていて、“ああ、もう疲れた。早く終わらせたい”と思っていた。最初のテイクを撮り終えたら、マーティが“それがお前の全力か?”と言うんだよ。彼は俺が疲れているのを分かっていたけど、“頼む...もう一回やってくれ”と頼まれたんだ。

家に帰りたいから、“持てる限りのものを出す!”と思って、ベースを舐めるなんてレベルじゃない、もっとひどいことまでやったんだ!

マーティーは“OK、撮れたよ。帰っていいよ。また数時間後に会おう”と言った。それから数ヶ月後、みんなで映像を見るために集まったんだけど、あの夜のことはすっかり忘れていた。

いろんなことをしていたのを思い出した。ベースを舐めただけじゃなくて、腰振ったりとか、そんな感じのことをいっぱいやっていた。

で、俺のクローズアップのシーンが来て、俺がベースを舐めてるのを見えて、そして映像が終わった。“ああ、そう、まぁいいか”と思った。

ベースを舐めるよりも、もっとひどいことをやってたのはわかってたからね。だから“まぁ、これでいいや!”と思ったんだよ」