「まあ、難しいことはたくさんあったよ。ロバート(フリップ)と一緒に小さなスタジオで、リハーサルを始める前に、レパートリーやセットリストについて話し合っていたときのことなんだけど、ファンとしての僕は“30年も40年も演奏していなかった曲をやるんだ”とか“一度も演奏されたことのない曲もある”と思うと、わくわくしていた。そして、彼は“Larks' Tongues In Aspic Part I”をやろうと言った。子供の頃、そのアルバムを購入して聴いたときの興奮を今でも覚えているよ。
新しいチューニングではフレットの間隔が広くなる。彼からは“君なら弾ける”と言われたけど、僕には無理だ! 正気かい? だから、“Larks' Tongues in Aspic, Part I”のその部分は難しい。僕がカウントしていないという理由もあるけど、6拍子と11拍子が交互に来る上、途中に4拍子がある。