サーファーたちは、
ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の共同創設者
ブライアン・ウィルソン(Brian Wilson)に敬意を表して、サーフカルチャーの伝統である故人を偲ぶ儀式「パドルアウト」をブライアンのために「サーファーの聖地」とも呼ばれているハンティントンビーチで開催しました。
「パドルアウト」は、亡くなったサーファーを追悼するために、他のサーファーたちが海に入り、手を繋いで輪を作り、故人を偲ぶ儀式的なものです。
ハンティントンビーチ観光局が主催した追悼式と「パドルアウト」は ブライアンの誕生日(6月20日)の翌日で、国際サーフィンの日(毎年6月第3土曜日)でもある6月21日に、米カリフォルニア州のハンティントンビーチの桟橋のそばで行われました。
追悼式にはファン、地域住民、市民団体たちが集まり、ブライアンがハンティントンビーチとカリフォルニアの海岸のアイデンティティ、そしてアメリカの音楽に与えた影響を振り返り、ブライアンの「音楽、文化、そしてカリフォルニア・ドリームに対する永続的な貢献」を称えました。
その後、サーファーたちは、海にパドルで出て行き、「パドルアウト」を行いました。輪になって言葉を交わし、ブライアンに敬意を表して水しぶきを上げ、花束を投げています。
映像あり