オーシャン・カラー・シーン(Ocean Colour Scene)は新曲の制作を進めており、これが12年ぶりのスタジオ・アルバムとなる可能性があるという。バンドのギタリスト、
スティーヴ・クラドック(Steve Cradock)が英The Sun紙の新しいインタビューの中で明かしています。
オーシャン・カラー・シーンは2013年の『Painting』を最後にスタジオ・アルバムをリリースしていません。しかし、その状況が間もなく変わるかもしれません。フロントマンの
サイモン・ファウラー(Simon Fowler)が新曲を3曲書きました。そのうちの1曲をクラドックは「banger(最高の曲)」と称しています。
「サイモンから3曲送られてきたんだ。今のところそれだけ聴いてる。デモを作ってみたけど、めちゃくちゃクールなサウンドになった。1曲はbanger(最高の曲)だし、もう1曲は興味深い曲だよ。11年くらいアルバム作っていない。僕らはサイモンが曲を書くのをずっと待ってたんだ」
「正直なところ、新しいアルバムを出してもライヴにはあまり影響しないと思う。僕たちは昔出したアルバムを通じて自分たちのアイデンティティを確立してきたからね。フェスティバルで演奏するときは、当然みんなが知っているメインのシングルを演奏する。フェスティバルで自己満足に浸る意味はない。みんなが知っているであろう曲を演奏するだけで十分だ。それでいいんだよ。でも、自分たちのライヴでは、また話が違ってくる。掘り起こせる曲がたくさんある。そういうファンにはきっと面白いと思うよ」
クラドックは、新作アルバムのリリース時期については明言を避けましたが、「曲が揃っていれば、制作からリリースまでそれほど時間はかからないだろう」と語っています。