
Paul Stanley (Image: c Jeff Kravitz/FilmMagic - Getty)
キッス(KISS)の
ポール・スタンレー(Paul Stanley)は、日本のギター・ブランド、アイバニーズを愛用し続けていますが、その協力関係の始まりを米Guitar Worldの新しいインタビューの中で振り返っています。
スタンレーは、バンドの革新的なアルバム『Alive!』時代にギブソンのギターを何本か弾いていました。
「俺は、週末になると3ドル、4ドル、5ドルを握りしめて、ハンブル・パイやレッド・ツェッペリン、ヤードバーズ、デレク・アンド・ザ・ドミノスを観に行くような時代に育った。俺が観たバンドのほとんどはギブソンを使っていたんだ」
しかし、スタンレーは1970年代後半に考えを変え、アイバニーズからギターを調達することを選びました。
「日本を訪れた際に星野さんやアイバニーズの人たちと会った時、品質の良さを実感した。本当に質の高い楽器だった。グレコやトーカイのラヴ・ロックスのレスポールにせよ、当時はギブソンよりも優れたレスポールを作っていた。
日本人は素晴らしいギターの作り方を知っていた。なぜ彼らがそれをできるのか、理解していたかはわからないが、おそらく模倣やコピーをしていたのだろう。彼らと話すと、単なるエンドースメントとは違って、本当の協力関係に非常にオープンだった」
当時、シグネチャーモデルのギターは今ほど一般的ではありませんでしたが、スタンレーはアイバニーズと協力して初のシグネチャーモデルPS10をリリースしました。
「俺は自分が愛せるギターを探していた。PS10は、目を閉じて弾くと、最高の意味で、そして賛辞として、その多くは俺の古いギブソン・ギターから受け継いだテンプレートに基づいて作られている」