ディーコン・ブルーの創設メンバー　キーボード奏者のジェームス・プライム死去

スコットランドのポップ・ロック・バンド、ディーコン・ブルー（Deacon Blue）の創設メンバーでキーボード奏者のジェームス・プライム（James Prime）が死去。バンドがSNSで発表。64歳でした。

以下、バンドの声明より

「親愛なる皆様

私たちの兄弟、ジェームス・プライムが今朝、癌との短い闘病生活の末、永眠したことを、大きな悲しみをもってご報告いたします。

この2週間、皆様から寄せられた温かいお見舞いの言葉に、心より感謝申し上げます。ジムと彼の家族、そして私たちにとって、大変大きな支えとなりました。
愛を込めて　ディーコン・ブルー」

バンドは先週、プライムが集中治療室にいて「重篤な状態にある」ことを発表していました。

ジェームス・プライムはスコットランドの南部キルマーノック出身で、大学講師としても働いており、1980年代のバンド結成以来、ディーコン・ブルーの一員でした。

ディーコン・ブルーは、スティーリー・ダンの楽曲からその名をとったバンドで、「Dignity」「Chocolate Girl」「Real Gone Kid」などのチャート1位を獲得したヒット曲で知られている。1989年のセカンドアルバム『When the World Knows Your Name』は英国で1位を獲得した。1994年に一旦解散したが1999年に再結成し、以降も活動を続けている。