1966年のヒット曲「恋のひらめき(原題:Lightnin' Strikes)」などで知られるシンガーソングライターのルー・クリスティ(Lou Christie)が死去。彼の妻のフランチェスカが米The Hollywood Reporterにて、クリスティが6月18日に故郷のピッツバーグの自宅で短い病気の末に亡くなったことを明かしています。82歳でした。
特徴的なファルセットで知られるクリスティは1960年代に複数ヒットさせた。長年共に働いたトゥイラ・ハーバートと共作した1963年の2曲「悲しきジプシー占い(原題:The Gypsy Cried)」と「悲しき笑顔(原題:Two Faces Have I)」でブレイク。1966年には「恋のひらめき(原題:Lightnin' Strikes)」が米ビルボード・チャートで1位を記録した。1969年には『I'm Gonna Make You Mine』で再びトップ10入りを果たした。
クリスティは本名ルジー・アルフレド・ジョヴァンニ・サッコ(Lugee Alfredo Giovanni Sacco)で、クラシック音楽の訓練を受けたハーバート(彼より22歳年上)と数百曲の曲を共作した。クリスティは2004年に最後のアルバムを録音した。