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95年にオアシスから加入を打診された時 アラン・ホワイトはDr.ロバートの日本ツアー中だった ロバートは加入を後押ししたと回想

2025/06/16 11:29掲載
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The Blow Monkeys - Photo Credit: Michele Siedner
The Blow Monkeys - Photo Credit: Michele Siedner
1995年、オアシス(Oasis)がドラマーのアラン・ホワイトに電話でバンド加入を打診した時、ホワイトはブロウ・モンキーズ(The Blow Monkeys)Dr.ロバート(Dr Robert)の日本ツアーに同行していました。ロバートはContact Musicの新しいインタビューの中で、当時を振り返り、彼はホワイトに「アラン、行った方がいいぞ」とオアシス加入を後押ししたと語っています。

ロバートは1990年代にソロ・アーティストとしてツアーを行っており、ホワイトは彼のライヴ・バンドのメンバーでした(イエスの同名ドラマーとは別人)。

オリジナルドラマーのトニー・マッキャロルの後任を探していたオアシスは、ポール・ウェラーからの推薦もあり、ホワイトを選びました。ホワイトは1995年から2004年までオアシスに在籍し、4枚のアルバム(『(What's the Story) Morning Glory?』、『Be Here Now』、『Standing on the Shoulder of Giants』、『Heathen Chemistry』)に参加した後、ザック・スターキーに交代しました。

ロバートは次のように語っています。

「彼らがアラン・ホワイトに電話をしたとき、俺は日本でツアー中だった。彼は俺のドラマーを務めていたが、オアシスから“俺たちのバンドに参加しないか?俺たちは今週ナンバーワンになって、来週は『トップ・オブ・ザ・ポップス』に出演する予定だ”と言われたんだよ。

俺は“アラン、行った方がいいぞ”と言った。

彼はスティーヴ・ホワイトの弟。スティーヴはポール・ウェラーやスタイル・カウンシルのドラマーを務めていたし、アランは俺のドラマーだったから、つながりがあったんだ。

アランは素晴らしいドラマーだよ。俺が初めて作ったソロアルバムで演奏してくれたけど、本当にすごかったよ。

彼の兄のスティーヴともよく共演したけど、彼も本当に素晴らしいドラマーだ。英国史上最高のジャズドラマーと言っても過言じゃないほど、とにかくうまい。

アランはまた違って、楽曲に合わせた演奏が本当に上手い。オアシスにぴったりだったんだ。“Wonderwall”のドラムを聴けば、それがよくわかる」

オアシスの再結成ツアーでは、新しいドラマー、ジョイ・ワロンカーを迎えると言われています。Dr.ロバートはこう話しています。

「ザック・スターキーが起用されると思っていた。オリジナル・ドラマーのトニー・マッキャロルも好きだったけどね。彼はのんびりしたスタイルで、ビートの後ろに漂うような、夢見がちな演奏だった。俺はそういうところが好きだった」