先日亡くなった
ブライアン・ウィルソン(Brian Wilson)は未完成に終わった新しいソロ・アルバムを制作していたようで、そのアルバムのためにブライアンが最後に録音した未発表曲2曲の一部がSNSで公開されています。
公開したのは、米国のシンガーソングライター/プロデューサーのジョナサン・ウィルソン(ブライアンとは血縁関係はない)。ジョナサンはラナ・デル・レイ、ファーザー・ジョン・ミスティ、ロジャー・ウォーターズなどとのコラボレーションでも知られています。
ジョナサンによると、彼と、彼の常連のコラボレーターであるドリュー・エリクソンは、ブライアン・ウィルソンの長年コラボレーターであるジョー・トーマスとともに、ブライアンの新しいソロ・アルバムのために新曲制作に取り組んでいました。しかし、2024年にジョーが亡くなったことで、このアルバムは未完成のまま制作は終了しています。
ジョナサンは、ブライアンの訃報を受け、そのアルバムのために制作された未発表曲2曲の音源をInstagramで少しだけ共有しています。
以下、ジョナサン・ウィルソンの投稿より。
「これは未発表のブライアン・ウィルソンのソロ楽曲で、私とドリュー・エリクソンがトパンガでブライアン、ジョー・トーマス、ジャーディンズと共に制作したものです。私たちは2曲の素晴らしい曲を作り、ジョーもブライアンもとても気に入っていました。私はジョーと毎日電話で話しながら、彼らが求めているものを解釈していました(RIPジョー・トーマス)。私たちは世界一の高みにいた。ブライアンと仲間たちが歌いながら、これらの楽器を無限にオーバーダビングする自由を謳歌していた……。このアルバムは完成することなく、これらの曲は私のドライブで埋もれたままですが、本当に素晴らしい曲です。王様ブライアン・ウィルソンのご冥福をお祈りします」
「ブライアン・ウィルソンが最後に録音した楽曲で、私がトパンガでドリュー・エリクソンと制作したものです。これは私たちが作った2曲目の“September”という曲で、ブライアン・ウィルソン、ジョー・トーマス、ジャーディンズ、そして私が参加しています。これは私が共同プロデュースする予定だったブライアンのソロ・アルバムの一部でしたが、ジョーが亡くなった後、すべてが消えてしまいました。しかし、この2曲はとても誇りに思っています。ブライアン・ウィルソンのご冥福をお祈りします」