ゲス・フー、ランディ・バックマンとバートン・カミングスによって23年ぶりに復活　2026年2月にフェス出演

「American Woman」のヒットなどで知られる、カナダのロックバンド、ゲス・フー（The Guess Who）。クラシック・ラインナップ時代のメンバーであるランディ・バックマン（Randy Bachman）とバートン・カミングス（Burton Cummings）は、2026年2月に開催されるクルージング・フェスにて、23年ぶりにゲス・フーを復活させてパフォーマンスを行うことを発表しています。

このフェス『Rock Legends Cruise XIII』は、米フロリダ州フォートローダーデールを2月23日に出発し、カリブ海を航行した後、27日に帰港する予定です。

ゲス・フーはヘッドライナーとしての出演で、ゲス・フーのヒット曲に加えバックマン・ターナー・オーヴァードライヴや、それぞれのソロキャリアの曲も含め、計2時間の公演を予定しています。

当日はバックマンとカミングスに加え、ショーン・フィッツシモンズ（ドラム、ヴォーカル）、ジェフ・ジョーンズ（ベース、ヴォーカル）、ニック・シノーポリ（パーカッション、ヴォーカル）、ティム・ボヴァコンティ（ギター、ヴォーカル）、ジョー・オージェロ（ギター、ヴォーカル）もステージに登場します。

ゲス・フーに関しては、バンド名を巡る法廷論争が長年ありました。バックマンとカミングスの2人は2023年10月、当時ツアーでゲス・フー名義を使用していたバンドに対して訴訟を起こしました。2人は、ゲス・フー名義を使用しているバンドを“バンドの名前を使ってツアーやレコーディングをしている雇われミュージシャンのカヴァー・バンド”と呼び、2人がまだバンドで演奏しているかのようにファンを騙していると主張。2人は2,000万ドル以上の損害賠償を求めていました。その後、2024年9月に和解が成立。カミングスとバックマンは現在ではバンドの商標権を共有しています。詳しくはこちら。

またバックマンは以前に2026年は2人でゲス・フーとしてツアーを行う計画だとも話していました。詳しくはこちら。