ブラック・サバス(Black Sabbath)のオリジナル・ラインナップが再結集するオリジナル・メンバーによる最後のコンサート『Back To The Beginning』。このイベントには多数のバンド/アーティストがサポートを務める予定で、
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のバンドで活躍したギタリストの
ジェイク・E・リー(Jake E. Lee)も出演予定です。ファンは「Bark at the Moon」の演奏を期待していると思いますが、リー本人は演奏できるかどうか不安を抱いているようです。米Guitar Worldの新しいインタビューの中で語っています。
「みんなが“Bark at the Moon”を期待しているのはわかってるけど、正直分からない。今の僕の手首の関節炎などの状態では、かなり難しいだろう。本番まであと2ヶ月あるから、その曲を演奏することになった場合に備えて、念のために練習はするけど、でも身体的には相当キツいだろうね」
2024年にはリーが何者かに銃撃され、3発撃たれるという事件もありました。その影響もあるのかもしれません。
リーは念のためプランBを準備しているという。
「“Ultimate Sin”(彼がオジーと組んで出した2作目のタイトル曲)を狙っている。ヘヴィだし、ソロも気に入ってるよ」
彼がその夜に最終的にどの曲を演奏するにせよ、リーはオジーの最後の舞台に参加できることは「興奮している」と語っています。リーは笑顔で、こう語り続けています。
「サバスは俺の3大お気に入りバンドの1つだった。メンバー同士の化学反応は、計画したり作り出したりできないものだった。もしあのメンバーの誰か1人でも欠けたら、サバスはサバスじゃなくなる。ディオも良かったよ。でも俺にとってはサバスじゃなかった。ビル・ワードのあのスウィングが、他のメタルバンドとは全く違うサウンドを生み出していたんだ」