
Black Sabbath - Back To The Beginning
ブラック・サバス(Black Sabbath)のオリジナル・ラインナップが再結集するオリジナル・メンバーによる最後のコンサート『Back To The Beginning』が7月5日に英バーミンガムのヴィラ・パークで開催されます。
トニー・アイオミ(Tony Iommi)は、開催が迫る中、現在の心境をMusic Weekの新しいインタビューの中で語っています。
アイオミは他のメンバー同様、当日どのように展開するのか、多少の不安を感じていると認めています。
「もし全てがうまくいけば、これは大きな、歴史的な出来事になるだろう。俺にとって心配なのは未知の要素だ。何が起こるか分からない。
普段ツアーをするときは、しばらリハーサルを重ねて準備を整えるが、それは俺たちだけの場合だ。今回のイベントは多くの要素が絡み合っている」
オジー・オズボーンは健康上の理由でサバスとのフルセットはできないと、すでに表明していますが、当日は「少しは何か」をやるつもりだと約束しています。アイオミはこう話しています。
「オジーが走り回る姿には慣れているだろうが、今回のライヴでは確実にそれはない。彼が立っているのか、玉座に座っているのか、どうなっているのかは分からない」
アイオミは今回の公演に「興奮と不安が入り混じった気持ちで臨んでいる」と語っています。 彼はさらにこう説明しています。
「演奏が始まれば、やれるぞと分かる。いつも不安なんだ。以前にツアーをやった時もそうだったけど、いつも緊張感が募る。でも、いざ演奏を始めてみると、大丈夫になるんだよ」
アイオミはまた、この公演がバンドにとって間違いなく「ジ・エンド」であることを強調しています。
「完全に終わりだ。この公演は(オジーの病気という)状況と慈善事業のため実現したものだ。ツアーをやるなんて絶対に無理だよ。
バンドメンバーは皆、この公演を楽しみにしているけど、長い間やっていないことをやるので、かなり緊張しているよ」