ブラック・サバス最後のコンサート　出演予定だったバンドのマネージャーとシャロン・オズボーンが口論になり出演取り消しに　アイアン・メイデンではない

ブラック・サバス（Black Sabbath）のオリジナル・ラインナップが再結集するオリジナル・メンバーによる最後のコンサート『Back To The Beginning』。ライヴ・ストリーミング配信も決定した（詳しくはこちら）このイベントには多数のバンド／アーティストがサポートを務めますが、あるバンドは当初は出演を予定したものの、そのバンドのマネージャーが、オジー・オズボーン（Ozzy Osbourne）の妻でマネージャーのシャロン・オズボーンと口論になったことで、出演が取り消されたという。シャロンが英Metal Hammerの新しいインタビューの中で明かしています。

「オジーとサバスのこのイベントを巡って、あるマネージャーと大きなトラブルがあった。おそらくここ数年で最も最悪の気分だった。この人が私について何を言おうが考えようが、どうでもいい。彼は私を知らないんだから。彼は今、私が彼のバンドを出演リストから外したことで、でたらめな嘘をでっち上げて広めている。他人が何と言おうと気にしない。なぜか、わかる？ 私は彼らを好きじゃないから。私を好きでいてくれる人たちが私についてどう思うかは気にする。業界の人間の言うことなんて気にしない。彼らを好きじゃないから、傷つくはずがない。そんなことはない」

Ｑ：アイアン・メイデンとは過去に問題があったと聞いていますが...

「アイアン・メイデンは大好きよ。問題はヴォーカルだけ。彼がひどく失礼な態度を取ったからよ。オジーからお金をもらっておきながら、毎晩フェスティバル（2005年のオズフェスト）で彼の前で演奏して、観客に向けて彼の悪口を言っているのであれば、代償を払わなければならない。だから私は開封したベイクドビーンズ（※インゲンマメを甘辛いソースで調理したもの）の缶を彼に投げてぶつけて、音をカットさせたのよ」

Ｑ：あなたが話している（マネージャーとトラブルのあった）バンドはメイデンですか？

「まさか、違う！ オジーはメイデンのメンバーには尊敬の念を抱いている。オジーはブルースが何をしていたのかさえ知らなかった。私はオジーに言わなかった。それが起きた（ベイクドビーンズの缶をブルースに投げた）最後の公演の夜まではね。彼は私を見て“ひどいやつだ”と言っていたわよ」

一方、シャロンが言っているのはトゥールのことではないかとの憶測もありました。これは、最近発表された最後のコンサート『Back To The Beginning』のライヴ・ストリーミング配信のプロモーションポスターにトゥールの名前がなかったことからでした。最終的に、これはデザイン上のミスであることが判明し、トゥールの名前はその後追加されました。