ディープ・パープル『Rapture of the Deep』　新ミックス＋リマスター＋未発表音源追加の20周年記念エディション発売

ディープ・パープル（Deep Purple）が2005年にリリースした通算18作目のスタジオ・アルバム『Rapture of the Deep』。発売20周年を記念して、新しいミックス＆リマスタリングを施して再登場。新たなアートワークと未発表音源を追加収録した20thアニヴァーサリー・エディション『Rapture of the Deep (20th Anniversary Remix)』が海外で8月29日発売。CD、アナログレコード、デジタル／ストリーミングでリリースされます。リイシュー元はearMUSIC。

ロジャー・グローヴァー（Roger Glover）はプレスリリースの中で、当時のことを、こう振り返っています。

「『Rapture Of The Deep』の曲作りと制作を始めた頃、俺たちは少し苦しい時期を過ごしていた。奇妙なことに、その時点ではどのレコード会社とも契約していなった。正直言って、俺たちは少し迷っていたんだ」

今回のリイシューにあわせ、グローヴァーの監修のもとで新たにミックスされ、ハンブルクのカメレオン・スタジオでアナログ・マスタリングが施されました。新しいアートワークを採用したこのエディションについて。グローヴァーは「俺にとってこれは新しいアルバムだ」と語っています。

この新エディションには、曲作りの過程で録音された未発表のインストゥルメンタル・テイクやスタジオ・リハーサルを収録したボーナスCD/LPも含まれています。そのうち1曲は、当時のギタリスト、スティーヴ・モーズ（Steve Morse）がアルバムのセッション中に録音したインストゥルメンタルの未発表曲「Closing Note」で、今回初めて正式にリリースされます。

この『Rapture of the Deep (20th Anniversary Remix)』から「Junkyard Blues (20th Anniversary Remix)」が聴けます。

■『Rapture of the Deep (20th Anniversary Remix)』

CD + LP:

01. Money Talks
02. Things I Never Said*
03. Rapture Of The Deep
04. Clearly Quite Absurd
05. MTV*
06. Back to Back
07. Wrong Man
08. Girls Like That
09. Kiss Tomorrow Goodbye
10. Don't Let Go
11. Junkyard Blues
12. Before Time Again

* Not on original studio album

Bonus LP+CD

2005 Studio Jams & Rehearsals:

01. MTV
02. Money Talks
03. Back To Back
04. Before Time Began
05. Closing Note**

** Unreleased instrumental track by Steve Morse