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もともとはロリー・ギャラガーが所有し、その後U2の手に渡ったストラトキャスター 750万円で落札

2025/06/09 21:14掲載
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Rory Gallagher: A Dave Edwards Custom Stratocaster-Style Electric Guitar (Image credit: Bonhams Auctions)
Rory Gallagher: A Dave Edwards Custom Stratocaster-Style Electric Guitar (Image credit: Bonhams Auctions)
もともとはロリー・ギャラガー(Rory Gallagher)が所有し、その後、U2の手に渡ったストラトキャスターがオークションに出品され、38,400ポンド(約750万円)で落札されています。

1979年から1980年にかけて、ロリー・ギャラガーの象徴的なフェンダー・ストラトキャスターがライヴ中にトラブルが発生した際、ロリーは時折フェンダー・ミュージックマスター、またはこのデイヴ・エドワーズがカスタム制作したストラトキャスターを使用していました。

その後、ある時点で、このギターはロリーの所有から離れ、アイルランドのもうひとつの音楽界の重鎮、U2の手に渡りました。そして2019年、このギターは、U2の長年のクルーメンバーであるサム・オサリバンの60歳の誕生日を祝して、彼のツアーでの尽力に感謝してU2から贈られました。

サム・オサリバンは、U2がデビューアルバム『Boy』に先立って1978年から79年に雇ったクルーのオリジナルメンバーの一人です。このクルーは音楽業界で親しみを込めて「コーク・マフィア」と呼ばれ、その後数十年にわたりU2の堅固なツアー・クルーとして活躍しました。サムは約40年間、U2ファミリーにおいて非常に価値ある尊敬されるメンバーでした。彼はまた、長年にわたりバンドと共にいくつかのレコーディングやライヴ・パフォーマンスでパーカッションを演奏しました。

2019年、サムの60歳の誕生日を記念して、バンドは彼にこのデイヴ・エドワーズ製ストラトキャスターを贈りました。

今回このギターは、U2からサリバンに贈られたままの状態で販売され、ロリーの甥であるダニエル・ギャラガーからの手紙も付属しています。手紙には、ロリーがステージでこのギターを使用した経緯と時期が説明されています。


(Image credit: Bonhams Auctions)