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グラハム・ボネット スマホでライヴを撮影する人について「気にしない。今や仕事の一部」だが、ひどい音になるのが嫌 特に日本公演では

2025/06/08 21:53掲載
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Graham Bonnet
Graham Bonnet
グラハム・ボネット(Graham Bonnet)は、スマートフォンでコンサートを撮影するファンについて「気にしない。今や仕事の一部だ」と述べつつ、スマホで撮影されると、ひどい音になるのが嫌だという。特に日本公演では観客が一緒に歌うので、後に映像を見ると、その歌声が全部聞こえるので、まるで自分が音程を外しているように聞こえることもあると、クーパー・トークの新しいインタビューの中で語っています。

最近のコンサートでは観客がコンサート体験の一部としてスマートフォンを使っていることについてどう思うか尋ねられたグラハムは次のように答えています。

「それがまさに問題なんだよ。特に日本ではね。日本のコンサートの(ファンが撮影した)映像を見ればわかるけど、彼らはみんな一緒に歌うのが好きなんだ。スマホで撮影すると、その歌声が全部聞こえる。(その映像を見た)俺は“マジかよ、俺、完全に音程外れてるじゃないか”ってなるけど、でもベス=アミ(へヴンストーン/グラハムの公私に渡るパートナー)が“それはあなたじゃないわ。観客の声よ。スマホを持ってあなたと一緒に歌ってる人の声なの”と教えてくれた。

俺はそういうものはほとんど見ないけど、ちゃんとした機材で録音してるなら別にいいよ。でもスマホからだと、ほとんどの場合、ひどい音だ。バンドの音もひどい。みんな違うキーで演奏してるみたいだ。変な感じだよ。でもまあ、気にしないさ。(撮影・録音されると)予想してるからね。今や仕事の一部だ。でも中には...誰だっけ?テッド・ニュージェントだったかな? “スマホ禁止。俺のライヴを見に来るなら、スマホは入り口に置いていけ”と言っていたアーティストもいる。まあ、これはカメラ付きのスマホが出始めた頃の話だ。今じゃみんなやってる。レストランでも、座ったらすぐスマホを出す連中を見かける。会話もしない。そんな感じ。今は時代が違うんだ」