「ホワイトスネイク・エクスペリエンス」は「単なる単発のコンサートであり、それ以上のものではない」　ジョエル・ホークストラ明言

ホワイトスネイク（Whitesnake）のメンバーが集結する「ホワイトスネイク・エクスペリエンス・バイ・ザ・メンバーズ・オブ・ホワイトスネイク（Whitesnake Experience By The Members Of Whitesnake）」について、参加メンバーのひとりであるジョエル・ホークストラ（Joel Hoekstra）は「これはバンドではない。プロジェクトでもない。単なる単発のコンサートであり、それ以上のものではないんだ」とSNSで明言しています。

「ホワイトスネイク・エクスペリエンス」は、8月下旬にセルビアのザイェチャルで開催される＜第58回ザイェチャル・ギター・フェスティバル＞のために特別に結成され、同フェスでコンサートを行います。プレスリリースによると、「ホワイトスネイク・エクスペリエンス」のコンサートは、このフェスのみになるという。

参加しているのは、

トミー・アルドリッジ（Tommy Aldridge） ドラマー
ジョエル・ホークストラ（Joel Hoekstra） ギタリスト
マルコ・メンドーサ（Marco Mendoza）ベーシスト
ミケーレ・ルッピ（Michele Luppi）キーボード奏者

そして、2021年からホワイトスネイクのキーボード奏者を務めたクロアチア人のディノ・ジェルーシック（Dino Jelusić／Dino Jelusick）が、「ホワイトスネイク・エクスペリエンス」にはリード・ヴォーカルで参加します。

ホワイトスネイクの創設者であるデイヴィッド・カヴァデールは参加していませんが、承認しています。

「ホワイトスネイク・エクスペリエンス」の報道を受け、ジョエル・ホークストラはSNSでこう述べています。

「みんなにはっきり理解して貰いたいことがある。これはバンドではない。プロジェクトでもない。単なる単発のコンサートであり、それ以上のものではないんだ。

実は、2023年7月21日にフランスの『Guitare-en Scene』で既に同様の公演を行っている。その際は“オールスター・バンド”と呼ばれていたと思う。トミー・アルドリッジとレブ・ビーチはその時参加できなかった。おそらく今回の公演にトミーが参加することと、（他の人たちが）“ホワイトスネイク・エクスペリエンス”という名称で告知したことが混乱を引き起こしたんだと思う。

『Guitare-en Scene』への出演を依頼された際、俺はデイヴィッド・カヴァデールに連絡を取り、出演が問題ないか確認した。この連絡は敬意を表すためであり、単に正しいことをするためだった。デイヴィッドは“もちろん、楽しんできて！”と返事をくれた。

今回のセルビアでのコンサートが決まった際も同様に連絡したところ、デイヴィッドからは同じような返事をもらった。デイヴィッドはこのプロジェクトやバンドを支持したわけではない。彼は単に俺の参加を許可してくれただけだ。この公演が複数の公演であるかのように誤解させる情報は不適切で、扇情的な性質のものだと考えている。

また、なぜレブ・ビーチが参加しないのか疑問に思っている人もいたが、レブはこのコンサートに参加できない状況だったと俺は理解している。

少し大げさに思えるかもしれないが、これが単なる“コンサート”以上のものだと誤解されるのは関係者全員にとって公平ではないと思う。

DCに感謝する。俺たちが一緒に楽しんで演奏することを祝福してくれてありがとう！」

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