イーグルス(Eagles)での活躍でも知られるギタリスト、ドン・フェルダー(Don Felder)。ソロ名義のヒット曲「Heavy Metal (Takin' a Ride)」はもともと、イーグルスの1979年のアルバム『The Long Run』のための曲でしたが、当時は完成させることができずにお蔵入りに。その後、アニメーション映画『Heavy Metal』のために曲を書くことになった時に完成させてリリースしたものでした。ポッドキャスト『UCR Podcast』の新しいインタビューの中で、この曲の誕生の経緯について語っています。
フェルダーは当時、アルバム『Hotel California』の成功により、次作でも強い存在感を示したいと考えていたという。しかし、ファンが彼の意欲作を聴くまでには時間がかかりました。この曲は1979年のアルバム『The Long Run』のレコーディング・セッション中に構想が練られ始めたものでした。
「ジョー(ウォルシュ)と一緒に昇順するクロマチック・スケールとハーモニーを演奏し、ソロを交代で弾けるようなヘヴィなトラックを書いた。スタジオに入って、そのトラックを録音した。おそらくイーグルスがこれまで挑戦した中で最もヘヴィなものだった。『The Long Run』のために作った曲で、このアルバムを完成させるために用意した時間の最後の最後が迫っていた。歌詞もヴォーカルもギターソロもなく、基本トラックだけだった。ツアーに出るため作業を中断せざるを得なかった。曲を完成させ、ミックスして仕上げるためにジャムセッションを続けたが、完成させる時間がなかった」
『The Long Run』リリース後、イーグルスはツアーを終えた後、メンバーはそれぞれ別々の道を進むことになりました。フェルダーが考えた曲は当時お蔵入りになっていましたが、日の目を見る機会が訪れます。