
Rory Gallagher / The Best Of Rory Gallagher
ロリー・ギャラガー(Rory Gallagher)が育ったアイルランド南部のコークに「ロリー・ギャラガー通り(ロリー・ギャラガー・アベニュー)」が誕生します。
コーク空港までの空港通りを改名するもので、正式な命名式はロリー・ギャラガーの30回目の命日である6月14日に行われます。当日に行われる、新しい道路標識の除幕式には、アイルランド首相のミホル・マーティン、ロリーの兄弟や家族も出席する予定です。
空港通りの改名は、ロリー・ギャラガー・エステート、コーク市議会、コーク市立図書館が共同で進める大規模なプロジェクト「Cork Rocks for Rory」の一環として行われるもので、同時期には、市内全域でロリーを偲ぶ追悼イベントが行われます。
コーク市長のダン・ボイルは「ロリー・ギャラガーはコークが世界に送り出した最高の文化遺産です。彼の没後30年を機に、その天才を称えなければなりません」と述べています。
6月14日には、カフェ・アトリウムで、ロリーのコークでの若き日の写真を展示する写真展も開催されます。展示には、未公開の写真や手書きの歌詞、初めて手にしたギター、最初の録音なども含まれます。
コーク市立図書館では6月14日から24日まで「Lyrics, Vinyl & Visuals」と題したイベントを開催。ロリーの作品と音楽的影響に焦点を当てます。
6月14日からは、QRコードで「Rory Gallagher‘Stompin’Ground’Cork City Walking Trail」も利用できるようになり、ロリーがよく歩いていた場所や通りを紹介しています。
ロリー・ギャラガーの家族は、今回の改名と市の取り組みを「光栄であり誇りに思う」と述べ、ロリー甥のEoinは「ロリーの音楽と人生への人気と関心は、アイルランドだけでなく世界中でますます高まっています。ロリー・ギャラガー・エステートは、彼の音楽の魔法を共有し続けることに尽力しており、コーク市議会や今後のパートナーと協力して、ロリーのレガシーとコークのルーツを称え続けていくことを楽しみにしています」と語っています。