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モーターヘッド レミーの生まれ故郷に新しいコンサート会場「キルミスター・ホール」の建設を計画

2025/06/04 12:34掲載
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Lemmy's statue in Stoke
Lemmy's statue in Stoke
モーターヘッド(Motörhead)レミー・キルミスター(Lemmy Kilmister)の生まれ故郷に新しいコンサート会場「キルミスター・ホール」の建設が計画されています。

英BBCによると、レミーの故郷であるイングランド中部のストーク=オン=トレントのバーズレムにあるクイーンズ・シアターは現在閉鎖されていますが、ここをカフェ、博物館、音楽スタジオを併設した800席の会場に改装する計画が浮上しています。

この計画を推進している一人が、国際的に有名な地元の彫刻家アンディ・エドワーズで、彼は先日、バーズレムに設置されたレミーの新しい銅像を制作した人物です。

エドワーズはBBC Radio Stokeに対し、「キルミスター・ホール(Kilmister Halls)」と名付けられる予定のこの会場が、地域の音楽シーンを活性化するのに役立つだろうと語っています。

「この街には素晴らしい音楽の歴史があり、かつては最高のバンドを惹きつけていた。その勢いは失われつつありますが、この新しい会場が、再び活気を取り戻す大きなきっかけになるでしょう」

クイーンズ・シアターは1998年に一旦閉鎖され、その後、2003年に不定期イベント用に再開されましたが、2014年に再び閉鎖されました。このシアターの近くにはレミー像があります。

この計画に取り組んでいるIFK Legacy CICによると、会場の計画はまだ初期段階であり、現在、建物の取得と資金調達を検討している段階だという。

シアターを所有するストーク=オン=トレント市議会との会議が行われ、エドワーズは「非常に前向きな」内容だったと述べています。

一方、市議会の広報担当者は、クイーンズ・シアターの将来について「関係者と多くの議論が行われている」と述べ、「これらの議論はまだ初期段階にあり、あらゆる選択肢が検討されていますが、すべての関係者が建物の修復プロジェクトを進めたいと考えているのは明らかです。特に、パフォーマンス・スペースと、地域コミュニティ・教育用途を兼ね備えた計画に重点を置いています」と付け加えています。