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ラッシュのアレックス・ライフソン「プレイヤーとしての自信はあまりなかった」 キャリアの大半を自己不信と静かに闘ってきたと語る

2025/06/03 19:54掲載
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Alex Lifeson, courtesy of Epiphone
Alex Lifeson, courtesy of Epiphone
ラッシュ(Rush)アレックス・ライフソン(Alex Lifeson)はレジェンド・ギタリストの一人として名声を得ているにもかかわらず、「正直に言うと、プレイヤーとしての自信はあまりなかった」と、キャリアの大半を自己不信と静かに闘ってきたことを米ギター・ワールド誌の新しいインタビューの中で語っています。

「正直に言うと、プレイヤーとしての自信はあまりなかった。常に努力が必要だと感じていたし、もしかしたら僕は、自分にギターを弾く才能があることを十分に理解していなかったかもしれない」

ライフソンは2020年にニール・パートが亡くなった後、一時期にギター演奏への情熱を失いました。しかし、彼は今、彼の新バンドEnvy of Noneでの活動を通して、精神的な壁を乗り越えて、自信を、そしてギターへの愛を取り戻し、「プレイヤーとして生まれ変わった」と感じていると語っています。

数年間の休止期間を経て、数年ぶりにギターと向き合うのは簡単なことではなかったそうです。

「指の調子が良くなったよ!(笑)。でも71歳だ。21歳や51歳の頃のように弾けるわけじゃない。この年齢では長い道のりだ。高齢に伴う課題と闘っているけど、6ヶ月前より、指の調子は格段に良くなった。再び形を取り戻すために練習してくれたことに、指も感謝しているようだよ」

「僕は、自分のルーツも、メインキャリアの大部分でどのようなプレイヤーだったのもわかっている。今、僕はより繊細なプレイヤーになった」

「自信が持てるし、幸せを感じている。演奏面では生まれ変わったような気分だ。今、自分にとって、とても良い場所にいるよ」