
Jeff baxter / Speed of Heat
ジェフ・“スカンク”・バクスター(Jeff "Skunk" Baxter)は1986年に
ジェームス・ブラウン(James Brown)のツアーに参加しましたが、そのきっかけは偶然だったという。米Guitar Worldの新しいインタビューの中で振り返っています。
バクスターは、ブラウンのファンキーなギターパートは難しいと感じたかと聞かれて、こう答えています。
「ギターパートに関しては、そういった音楽を弾くことを学んでいたので、すでに知っていたよ。ファンだったので、ある程度は研究していたんだ。
(あの日は)(グレイトフル・デッドのボブ・ウェア率いる)ボビー&ザ・ミッドナイツのライヴに出る予定だった。ボブのアルバムをプロデュースした直後のツアー中だった。
(その公演には)ジェームス・ブラウンも出演予定だったんだけど、彼のギタリストが吹雪に巻き込まれてライヴに来られなくなってしまった。彼らは代役を探していたので、“その曲なら全部知ってる”と申し出て、それが始まりだったんだ。いいスーツを着て、さあ行こうという感じだったよ」
同じインタビューの中で、バクスターはセッション・ミュージシャンとしての成功の秘訣はなんですか?と尋ねられて、こう答えています。
「成功の秘訣か…興味深い質問だね。…確かに言えるのは、その多くは努力と忍耐力だと思う。結局のところ、できるだけ多くの様々な音楽的影響に触れることが重要なんじゃないかと思うよ。演奏スタイルをより多彩にすればするほど、プレイヤーとして求められることを成し遂げる機会が増え、その結果、より豊かな色彩と深みを表現できるようになるんだ」