
The Chameleons photo: Mick Peek
ポスト・パンクのレジェンド・バンド、
カメレオンズ(The Chameleons)は24年ぶりのフル・スタジオ・アルバムである新アルバム『Arctic Moon』から新曲「Saviours Are A Dangerous Thing」を公開しています。
アルバムは海外で9月12日発売。リリース元はMetropolis Records。
2024年に23年ぶりの新作としてEP『Where Are You?』をリリースしましたが、フル・スタジオ・アルバムのリリースは2001年の『Why Call It Anything』以来です。また、現在のラインナップでリリースする初めてのフル・アルバムでもあります。
カメレオンズは80年代にオリジナル・アルバム3枚をリリース。1987年に一旦解散しますが、2000年に再結成して2001年にアルバム『Why Call It Anything』をリリースしました。2003年に再び解散し、その後、2021年に再結成しています。
現在のラインナップで創設メンバーはリード・シンガーでベーシストのマーク・バージェスと、ギタリストのレッグ・スミシーズの2人のみ。アルバムはその2人と、新メンバーのスティーブン・ライス(ギター)、ダニー・アシュベリー(キーボード)、トッド・デマ(ドラム)によって制作されました。
アルバム・カヴァーアートは、これまでのアルバムと同様に、メンバーのレッグが手掛けています。
新作は長い年月をかけて制作され、バンドの新たな創造的なフェーズを捉えた作品となっています。プレスリリースでは次のように書かれています。
「『Arctic Moon』は、これまでのカメレオンズのアルバムのサウンドからの脱却を示していますが、カメレオンズの作品を一貫して特徴付けてきた感情の深さ、精神、そして情熱は変わらずに根底に据えています。これは新たな章の始まりであり、バンドは長年のファンの共感を呼ぶと同時に、新しい世代のリスナーにも門戸を開くことを願っています」