
Smokey Robinson / What The World Needs Now
スモーキー・ロビンソン(Smokey Robinson)は、5月初めに性的暴行で彼を提訴した元家政婦4人に対して、名誉毀損と高齢者虐待を主張して5億ドルの反訴を起こしました。訴状でロビンソンは、女性たちが自分と妻から金銭を搾取する目的のため「虚偽の主張をでっち上げた」と主張しています。
米Varietyなどによると、ロビンソンの訴状は、元家政婦4人が弁護士と共謀し、彼と妻に対して「誹謗中傷的な発言」をしたと非難しています。
訴状によると、ロビンソンと妻は、雇用期間中、女性たちを「家族同然」に扱い、歯の治療費、衣類、休暇、コンサートチケット、さらに車を含む贈り物を提供していました。
反訴状には「原告の貪欲さと欲望の深さは底知れぬものがある。ロビンソン夫妻が原告に対して極めて寛大だったまさにその時期に、原告はロビンソン夫妻から全てを奪い取る不当な計画を企て、ロビンソン夫妻の築き上げた評判を不当に破壊しようとした」と主張しています。
関連する申し立てで、ロビンソンと妻は女性たちに対し、本名で訴状を再提出するよう裁判所に求めるよう申請しました。その理由として「訴状の主張は事実とかけ離れすぎており、ロビンソン夫妻には匿名原告が誰なのか特定できない」と主張しています。カリフォルニア州の民事訴訟では、本名使用が特定の危害をもたらす可能性があると証明できれば、仮名の使用が認められています。
5月初めに4人の匿名女性が提起した訴訟では、ロビンソンが2007年から2024年にかけて繰り返し性的暴行を行ったと主張しています。ロビンソンの妻も「過去の性的暴行を完全に認識していたにもかかわらず、その行為を阻止しなかった」として、同訴訟の被告として名指しされています。
女性たちの訴状によると、各原告は仕事を失うことや、自分自身及び家族への報復を恐れ、ロビンソンを通報することを恐れていたという。女性たちは性的暴行、性的暴行未遂、不法監禁、性別に基づく暴力などを訴え、少なくとも5000万ドルの損害賠償を求めています。