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ジョン・フォガティ、50年にも及んだ法廷闘争の末に権利を奪還したCCRの楽曲をアルバム1枚分再録音 新作から3曲を先行公開

2025/05/29 16:30掲載(Last Update:2025/05/29 21:12)
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John Fogerty (Image credit: David McLister)
John Fogerty (Image credit: David McLister)
ジョン・フォガティ(John Fogerty)は2023年、50年にも及んだ法廷闘争の末、CCRことクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(Creedence Clearwater Revival)の自身の楽曲の権利(音楽出版権/著作権)を取り戻しました(詳しくはこちら)。これを記念してCCRの楽曲をアルバム1枚分再録音し、新しいスタジオ・アルバム『Legacy: the Creedence Clearwater Revival Years』として海外で8月22日に発売します。リリース元はConcord。

このアルバムから「Up Around The Bend」「Have You Ever Seen The Rain」「Porterville」の“John's Version”が先行公開されています。

フォガティはこのアルバムのリリースについて、プレスリリースでこう述べています。

「僕は人生のほとんどにおいて、自分が書いた曲の権利を持っていませんでした。それらを取り戻したことで全てが変わりました。『Legacy』はその祝福なのです。愛する人たちと共に、自分のやり方でこれらの曲を演奏しました」

その「愛する人たち」には、ギタリストである息子のシェーンとタイラー、ドラマーのマット・チェンバレン、キーボーディストのボブ・マローン、ベーシストのボブ・グラウブ、サックス奏者のロブ・ストーンが含まれます。シェーンは父親と共にアルバムの共同プロデュースも担当しています。

このアルバムに、エグゼクティブ・プロデューサーとして参加しているフォガティの妻ジュリーはプレスリリースでこう述べています。

「ジョンにとって、音楽出版権を取り戻すことがどれほど大きな意味を持つか、私は身をもって知っています。それが実現して以来、彼はとても幸せで、素晴らしい日々を過ごしています。これは彼の生涯の仕事を祝うものです。善良な人間であり、アーティストである彼が勝利を収めた、最大の祝宴なのです」







アルバム・トレーラー映像あり

■『Legacy: the Creedence Clearwater Revival Years』

01. Up Around The Bend
02. Who’ll Stop The Rain
03. Proud Mary
04. Have You Ever Seen The Rain
05. Lookin’ Out My Back Door
06. Born On The Bayou
07. Run Through The Jungle
08. Someday Never Comes
09. Porterville
10. Hey Tonight
11. Lodi
12. Wrote A Song For Everyone
13. Bootleg
14. Don’t Look Now
15. Long As I Can See The Light
16. Down On The Corner
17. Bad Moon Rising
18. Travelin’ Band
19. Green River
20. Fortunate Son