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U2のボノ、ブルース・スプリングスティーンを支持しトランプ米大統領を批判 「アメリカには『ボス』は1人しかいない」

2025/05/29 09:36掲載
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Bono
Bono
U2ボノ(Bono)は米国のトーク番組『Jimmy Kimmel Live』で司会者から、ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)とドナルド・トランプ米大統領の批判合戦について、どちらの立場を支持しているかと質問され、「アメリカには『ボス』は1人しかいないと思う」と答えています。

スプリングスティーンがステージ上でトランプ大統領への批判を続けていることを受け、トランプ大統領は、2024年の大統領選挙でスプリングスティーンやビヨンセ(Beyonce)、U2のボノ(Bono)、(俳優、テレビ番組の司会者兼プロデューサー)オプラ・ウィンフリーらスーパースターたちがトランプの対立候補であるカマラ・ハリスを支援するために買収されたと主張し、「大規模な調査」を行うよう自身のSNS「Truth Social」に投稿して要求しました。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、これらのアーティストがハリスを支援するために報酬を受け取ったという公式記録はありません。さらに、アイルランド国籍のボノは2024年の米大統領選挙で候補者を支持せず、キャンペーンイベントにも参加していません。

攻撃の対象となったボノは、この件について同番組で、皮肉を交えてコメントしています。

「ブルース・スプリングスティーン、ビヨンセ、オプラと共にいるなら、そのバンドでタンバリンを叩くよ。U2と僕は、いかなる政党の候補者を支持するために報酬を受けたり、ライヴをしたりしたことはない。そんなことは一度もない。それは“トゥルース・ソーシャル”と呼ばれているが、それはかなり反社会的なようで、多くの場合、あまり真実ではない」