チャールズ・チャップリン『黄金狂時代』　4K修復版の日本上映決定

喜劇王チャールズ・チャップリン（Charles Chaplin）の傑作中の傑作『黄金狂時代』が新たに4Kレストア化されました。4K修復版の日本上映が決定。4K修復版は、1925年にオリジナル版が初上映された日から、ちょうど100年後の6月26日に世界同時上映されます。日本ではヒューマントラストシネマ有楽町、テアトル梅田、アップリンク京都、伏見ミリオン座、KBCシネマ、シアターキノ にて1日限定上映されます。

今回、映像の4K修復とアメリカの指揮者・作曲家であるティモシー・ブロックによるスコアの復元・編曲を経て、戦後初めてスクリーンに蘇ります。

予告編映像も公開されています。



『黄金狂時代』は、チャップリンが監督・脚本・主演を務めた作品。一獲千金を夢見て、ゴールドラッシュに沸くアラスカにやって来た探検家チャーリーは、猛吹雪に遭い、近くの山小屋に避難する。ところが、そこでお尋ね者の悪党と遭遇、続いて、金鉱を発見した大男が転がり込んできて…。空腹のあまり靴を煮て食べる場面、傾きかけた山小屋からの必死の脱出の場面など、数々の名シーンで知られます。

今回、フランスの販売・製作・配給会社『mk2 Films』の支援を受けて4Kレストアされており、4K修復版は「（チャップリン研究でも知られる）ケヴィン・ブラウンローの研究を基に制作され、新たな技術と発見された資料により、1925年6月26日に初上映されたヴァージョンにさらに近づいた作品となっている」という。

4K修復版は、6月26日に世界同時公開されます。mk2が主催するこの世界規模の上映会では、フランス、イギリス、イタリア、スペイン、トルコ、イスラエル、日本、ラテンアメリカなど、70以上の地域で250回以上の上映が同日に行われる予定です。

■映画『黄金狂時代』サイレント・4K修復版
2025年6月26日(木) ヒューマントラストシネマ有楽町、テアトル梅田、アップリンク京都、伏見ミリオン座、KBCシネマ、シアターキノ にて1日限定上映
＊当日の上映スケジュールは各劇場へお問い合わせください
☆当日ご来場の方に＜特別ポストカード＞をプレゼント予定！ ※数量限定

STAFF:プロデューサー・監督・脚本・編集:チャールズ・チャップリン
撮影:ローランド・トサロー
美術:チャールズ・D・ホール
製作:チャップリン - ユナイテッド・アーティスツ

CAST:孤狼な鉱山師:チャールズ・チャップリン、ジョージア:ジョージア・ヘイル、ピッグ・ジム・マッケイ:マック・ス ウェイン、ブラック・ラーセン:トム・マレイ、ハンク・カーティス:ヘンリー・バーグマン、ジャック・キャメロン: マルコム・ウェイト

作品データ:1925 年/アメリカ映画/本編 88 分/スタンダード・サイズ/モノクロ/原題:THE GOLD RUSH

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