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ブラック・サバス1stのアルバムカヴァーに登場する謎の女性 猫の保護活動支援を目的にこれまで誰も手にしていない自身のサインを提供

2025/05/28 11:59掲載
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Black Sabbath / Black Sabbath
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ブラック・サバス(Black Sabbath)のデビューアルバム『Black Sabbath(邦題;黒い安息日)』のジャケット・カヴァーに登場する女性の正体は長年謎でしたが、2020年2月にルイーザ・リヴィングストン(Louisa Livingstone)という人物であることが判明しました。これまで多くのサバス・ファンがルイーザにサインをリクエストしてきましたが、これまで誰一人として手に入れることができませんでした、しかし、ブラック・サバスが最後のコンサートを行うこの歴史的なタイミングで、ルイーザは自身のサインを提供することを決めました。彼女は猫の保護プロジェクトのための資金調達を目的に、自身のサインを抽選でプレゼントするキャンペーンを実施しています。抽選の当選者に手書きの手紙にサインを添えて贈るそうです。

ルイーザであることが明らかにされたのは、2020年に同アルバムが発売50周年を迎えたことを記念した米ローリングストーン誌の特集の中でした。ルイーザは撮影当時18歳か19歳。彼女は“Indreba”という名義で電子音楽を作っていますが、「ブラック・サバスは私の好みではない」と2020年に語っていました。

ルイーザによると「これまでアルバムの私の肖像を使用したアイテムが数多く発売されているのを見てきました。大儲けしている人もいますが、残念ながら、それらから私は一切の利益を得ていません」という。

ルイーザは今回の企画について、こう説明しています。

「多くのブラック・サバス・ファンからオンラインでサインを求められてきましたが、今日まで誰も手に入れていません。様々な理由からです! しかし、ブラック・サバスが最後のライヴを行うこの歴史的なタイミングで、私のサインを抽選でプレゼントすることに決めました。この方法なら、1ポンド(約200円)という最小限の費用で、誰もが少額の費用でチャンスを得られます。もちろん、抽選券を複数購入することで当選確率を上げることも可能です。好きなだけ購入できます」

抽選は7月20日に実施されます。

ルイーザのサイン自体もごくわずかしか存在しないという。

「私のサインは、現存しているとしても、ごくわずかしか出回っていません。(それらのサインは)数十年前、ロンドン国立劇場での舞台公演後に、私が『Lark Rise』や『Candleford』などの舞台に出演していた際に、非常に稀な機会にサインしたものです」

ルイーザは、集まった資金を使って、適切な場所を購入し、猫の保護施設を設立する計画です。彼女は現在、スペインで多くの野良猫や迷子猫の支援をしているそうですが、費用が膨らみすぎていると感じているという。集まった資金によって「私の猫の保護活動に大きな変化をもたらす可能性があります」と協力を呼びかけています。

■抽選サイト
https://raffall.com/385398/enter-raffle-to-win-autograph-by-the-girl-on-the-black-sabbath-album-hosted-by-louisa-livingstone-aka-indreba