イングヴェイ・マルムスティーンが火を吐くドラゴンと共演した「I'll See the Light Tonight」のMV　撮影を本人回想

イングヴェイ・マルムスティーン（Yngwie Malmsteen）が火を吐くドラゴンと共演した「I'll See the Light Tonight」のミュージックビデオ（1985年）。その撮影をイングヴェイ本人が米Guitaristの新しいインタビューの中で振り返っています。

1985年アルバム『Marching Out』に収録されている「I’ll See The Light Tonight」。そのミュージックビデオには、魔法使い、頭蓋骨、剣を振り回す悪魔、ドラゴンなどが登場します。このメタルなビデオを撮影するために、イングヴェイは理想的なセットを使いました。米国のテーマパーク、 ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにある、アーノルド・シュワルツェネッガー主演映画『コナン・ザ・グレート』（1982年）をベースにしたアトラクション『The Adventures of Conan: A Sword and Sorcery Spectacular』のセットで撮影されました。

イングヴェイはこう話しています。

「ユニバーサルスタジオの『コナン・ザ・バーバリアン』のセットで撮影したんだ。スタジオは夜9時に閉まるから、ドラゴンや俳優を全部借り切って撮影したよ。朝の5時まで撮影を続けた。ソロを弾いている間に現れたドラゴンが、本物の炎を俺に向かって吐きかけてきたんで、熱さを感じたよ。

監督がギターを投げろと指示したので（その通りにしたら）ドラゴンを壊しちゃったんだ。次の日の朝、客が観に来る予定だったのにね。それで大騒動になったよ。ドラゴンの耳を剥がしてしまったようなんだ。

俺も実際に燃えてた。映画でやっているように、ギターと腕に火をつけるための特殊な液体を塗られたんで、俺の腕は本当に燃えてた。でもそのままプレイは続けたよ」



以下はアトラクション『The Adventures of Conan: A Sword and Sorcery Spectacular』の舞台裏映像